カルチャー
2018年のマイベスト重機 10選!
2019年02月22日 マーヴェラスゆうり
大型重機に萌えがちなお年頃、マーヴェラスゆうりです。
2019年も2月に突入してしまいましたが、
昨年末にやり残してしまった「2018年のマイベスト重機」を紹介します。
<1>(仮称)ヨドバシ梅田タワーの基礎工事現場
地盤改良に大活躍!場所打ちコンクリート杭。アースドリルやパイルドライバと呼ばれています。
写真は2018年1月頃の様子ですが、今はこの上に巨大な鉄塊がそびえ立ちすっかり景観が変わっています。
<2>夜勤もがんばる!クレーン車
あの広いヨドバシカメラ梅田をぐるっと取り囲むように、工事用バリケードが張られています。
「ペデストリアンデッキ」(略してペデ)の拡張準備かと……。
いやぁ、夜のクレーン車って本当にかっこいいですね〜。
<3>あの夏、中津で出会えた杭打ち機
中津の「DIAMOND BIRYANI」というお店へカレーを食べに行く途中に遭遇!
7月の真夏の太陽の下でりりしく輝いていました。アースオーガーと呼ばれる杭打ち機です。
全く同じ形の重機をヨドバシ梅田工事の現場でも見かけたので、大阪府内のいろいろな場所を転々としながら活躍しているのでしょう。
グレーの筒状の布は「オーガーカバー」というのですが個人的には見た目の美しさを損なうので好きになれません…。
<4>大阪ステーションシティ駐車場 増築工事
大阪駅近くの「大阪ステーションシティ駐車場」が増築されるそうで、おそらくその準備段階。
2018年の4月頃だったと思います。
LUCUA osaka(ルクア大阪)が入居するノースゲートビルディング も、地上から眺めると巨大です。
<5>重力に逆らうコンクリートポンプ車
重機好き界隈でもファンが多いかと思うのですが、
2018年、なぜか梅田で見かけることが多かったコンクリートポンプ車!
シン・ゴジラでの活躍によって全国規模で有名になりましたね。
略してコンクリポンプ車。
さすがにこの角度での生コンクリート圧送は珍しく
「Huuuu〜〜〜〜〜〜!!」って口笛を吹きそうになりました。
コンクリポンプ車についてはどこよりもこちらが詳しいので興味のある方はぜひどうぞ。
<6>狭い場所でがんばるクレーン車
大阪の御堂筋あたりは古いビルが多く、スクラップ&ビルドが盛んです。
「こんなところに?!」と驚くような狭いスペースで重機がスタンバっていました。
写真を撮っていたらクレーン車の横でお昼寝中のおじさんを起こしてしまい、申し訳なかったです……。
<7>JR品川駅ホームの工事
東京の品川駅周辺、大規模な再開発をしています。
写真は9月の品川駅の山手線ホームの様子ですが、ホームにまで小さなショベルが入り込んでびっくり!
キビキビ働く愛らしさに、なかなかその場を離れられませんでした。
・品川開発プロジェクト(第I期)に係る都市計画について(JR東日本ニュース)
<8>上野で偶然出会えたラムダロケット用ランチャ
東京の上野を歩いていて、ほんとうに偶然出会ったラムダロケット用ランチャ。
博物館の曲がり角を曲がった(あまり人気のないところに)ドーンと鎮座していました
なんとこちら人工衛星を打ち上げた「発射台」らしく、すぐ側の国立科学博物館の展示物でした。
JR山手線上野駅の公園口改札からも近いです。
もはや重機ではないのですが、レア度は2018年のベスト1かも。
1970年(昭和45年)2月11日に日本で初めての
人工衛星「おおすみ」を打ち上げたロケットランチャー(発射台)です。
※地球館の裏側(JR側)に展示されています。引用元:展示 ≫ 常設展 ≫ 屋外展示 :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo
<9>ロックフェスを支える避雷針クレーン車
9月に参加した音楽フェスイベントにて、あちこちで見かけたクレーン車。
何だろう?と見上げたら、上の方に避雷針が設置されていました。
去年は台風が何度も上陸してイベント直前までヒヤヒヤしましたが、台風対策として何台もの避雷針クレーンが。
フェスの間は超快晴!で活躍する場はありませんでしたが、ひっそりと佇む姿が頼もしかったです。
<10>マスト引き上げ中のタワークレーン
でた!!!
でました!!!!!
私のイチオシ、(仮称)ヨドバシ梅田タワー工事現場のタワークレーン!
弊社の入居するビルの真横ではこちらの工事が驚きのの速さで進んでおり、
工事の階層が進むにつれてタワークレーン が一段、また一段と上空へ登ってゆくのです。
去年の春頃から毎日眺めているので、もはや雛鳥が巣立つのを見守るような感覚。
どうやってあんなに高い場所まで登っているのか?不思議に思いますよね。
こちらのクレーンはマスト(支柱)支柱を継ぎ足してのぼる「マストクライミング方式」で引き上げているようです。
写真はその真っ最中で、地上からはあまり見られないレアな光景です。
タワークレーンには,マスト(支柱)を継ぎ足してのぼる「マストクライミング方式」とクレーンを床に固定してマストを引き上げ,本体がのぼる「フロアクライミング方式」があります。工事が終わって解体されるときは,それぞれ違う方法で解体されますが,作業は1週間程度で行われるため,気づくとクレーンが消えたような錯覚に陥るかもしれません。
なおタワークレーン を操縦するにはクレーン・デリック運転士という国家資格が必要。副業にするには難しそうです。
2019年もいろんな重機に出会いたい
10枚に写真を絞り込むのが大変なくらい、昨年もたくさんの重機に出会えました。
弊社オフィスの近くは都会なわりに工事現場が多いので、毎日楽しく重機ウォッチができます。
出会う重機にも不思議と流行があり、
2017年頃までは基礎(地盤改良)をおこなう杭打ち機などが多かったのですが、
2018年はその後段階のコンクリポンプ車との遭遇率が高く、
2019年の大阪の街は密かなタワークレーンブーム。
増税などの影響でしょうか?重機の稼働率と社会情勢は切っても切れない関係なのだなと実感します。
以上、2018年のマイベスト重機でした。
この記事を書いた人
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マーヴェラスゆうり
ディレクター (大阪本社) ※退職
ディレクター
(大阪本社) ※退職
滋賀県出身。同郷のミュージシャンT氏に憧れ、自分もいつか強風を浴びて踊り狂いたいという想いを抱え加入したファンクラブは気がつけば20年程経過していたというマーヴェラスレディ。 家電メーカーサイトの運用をメインに担当。両手に検証用タブレットを抱えて作業する姿はまるで千手観音さま。時には自らコーディングやデザイン制作でも手を動かすなど、幅広く活躍中。
滋賀県出身。同郷のミュージシャンT氏に憧れ、自分もいつか強風を浴びて踊り狂いたいという想いを抱え加入したファンクラブは気がつけば20年程経過していたというマーヴェラスレディ。 家電メーカーサイトの運用をメインに担当。両手に検証用タブレットを抱えて作業する姿はまるで千手観音さま。時には自らコーディングやデザイン制作でも手を動かすなど、幅広く活躍中。
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