カルチャー
行ってきました!!!「『工事中!』~立ち入り禁止⁉ 重機の現場~」言葉にできない感動と興奮(写真多め)
2019年07月22日 マーヴェラスゆうり
こんにちは。重機萌えが止まらないマーヴェラスゆうりです。
令和最初の弊社ブログ記事にふさわしいレポートをお送りします。
家の近所や職場の近くに「いつの間にビルが?!いつの間に、道路が?!」ということはありませんか?
工事現場の周りは、騒音などに考慮して覆いで見えなくなっていることが多く、
どんな道具でどんな人たちが働いているのか、なかなか知ることができません。
でも、普段見えないもの、立ち入れない場所ってわくわくしませんか?
そんな大人たちにおすすめしたいのが、
日本科学未来館で開催中の企画展
「『工事中!』~立ち入り禁止⁉ 重機の現場~」です!
現役の”重機好き”キッズはもちろん、大人たちの心もグッと掴む展示でした。
『工事中!』~立ち入り禁止⁉ 重機の現場~とは?
企画展「工事中!」~立ち入り禁止!?重機の現場~【※終了】
会期:2019年2月8日(金)~5月19日(日)
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
入場料:大人(19歳以上)…1,600円、中人(小学生~18歳以下)…1,000円、小人(3歳~小学生未満)…500円
今年の春に日本科学未来館で実施され、
普段は一般の人が立ち入ることができない「工事現場」に潜入できる!
その異質さとビジュアルの良さに瞬く間に話題になった(私調べ)
とても珍しい企画展です。
オリンピック招致に沸く東京で、単純に「重機かっこいい!!!」だけでなく
工事現場にまつわるトリビアや最先端のテクノロジー、それを支える現場の皆様の想い⋯⋯
などを随所に盛り込む「大人の社会見学」的な構成。
最高潮のテンションで出口まで一気に駆け抜ける、とても勢いのある内容になっていました。
場所は有明?→問題なし
GWを利用して行ってきました!
期待値だけで1,000%でしたので、朝6時台の新幹線に飛び乗り、500kmの距離も苦痛ではありません。
(すばらしい内容なのに東京でしか開催されないのです⋯⋯)
まずは品川駅からりんかい線「東京テレポート」駅へ。
配車アプリMOVでタクシーを呼んだら1分で来てくれました。
こちとら臨戦体勢なので徒歩移動の体力すら惜しい。
さっそく展示の見どころをご紹介します!
100箇所くらいあるのですが、ポイントを絞ってお伝えしたいと思います。
ポイント1:超レア!「四脚クローラ方式双腕型」とゼロ距離で会える!

泣く子も黙る「四脚クローラ方式双腕型」
入ってすぐのところに日立建機が造り上げた重機「四脚クローラ方式双腕型」のコンセプトマシンがあります。
私は知識が浅いので知らなかったのですが、重機好きの間で”神レベル”と言われるくらいかっこいいマシン!
お目にかかれるのはかなりレア。
ふたつの腕に四つの脚、まるで人間のようなところが魅力だそうです。
周りのキッズたちからものすごい人気で、写真撮影の行列ができるほどでした。
運転席はまるでロボットのコックピット。腕の先のハサミまでピッカピカです。
豊かな表情と個性的な造形にうっとりでした。
この重機と生で会えただけでもチケット代の元はとれましたが、まだまだ続きます。
ポイント2:油圧ショベルが書いた「令和」
日本キャタピラーの油圧ショベルが新元号を重機で書くという、
驚愕の書道パフォーマンスによって書かれた「令和」。
展示場で現物を見ることができました。
建設機械の操作は熟練の技術を必要とするため、経験を積んだオペレータであれば、 油圧ショベルを操作して文字を書くことは難しいことではありませんが、現在の建設業界では、 建設業従事者や熟練オペレータ減少による人手不足が深刻化しており、 経験の浅いオペレータの技術力をサポートしてくれる ICT機能の活用とともに、 人材の育成や確保が必要となっています。 本イベントを通じて、「令和」の時代を担う子どもたちに建機をもっと身近に感じてもらい、 担い手不足解消の一助になればという思いで、パフォーマンスを実施しました。 引用元:油圧ショベルで新元号「令和」書道パフォーマンス | 日本キャタピラー
写真は第2章「『都市』工事中!―建物、街、生活をつくる」というコーナー。
一番フォトジェニックなのがこちらのエリア。
上から油圧ショベルを拝むことができます。
奥に鎮座する銀色に国産初の油圧ショベル『ユンボY-35』が激アツなのですが割愛。
会場全体がまるで工事現場のよう。
油圧ショベルはなかなかポピュラーな重機ですが、
近くで眺めるとダイナミックでかっこいい!!
このエリアも、大人気でした!
日本キャタピタラー(CAT)のロゴが光ってます〜。
ポイント3:重機だけじゃない!期待以上のマニアックさ
この企画展、ただ「重機を近くで見る」だけのイベントではありません。
都市建設に使う色々な材料・素材も展示しています。

コンクリートホッパー⋯⋯だと⋯⋯?
世界でここだけでしか見られないであろうマニアックな内容ばかり!
「解体」や「鉄骨」「コンクリート」「防音」などなど、各工程のありとあらゆる技術について学ぶことができました。
「コンクリートは地産地消」など、一部の大人が喜びそうなトリビアの宝庫です。

インスタでよく見る「異形鉄筋のコンパクトコイル」。興奮しすぎて手ブレがすごい。
重機を使ったり、発明したりする「人」にもフューチャー。
工事現場ではたらく人のウェアなども展示されていました。
最先端の素材が使用されてデザインもかっこいい〜〜〜!
特に興味深かったのがこちら。
普段はなかなか見ることのできない、工事の工程表です。

普段は絶対に見ることができないガントチャート
WEB業界のプロジェクト管理でも必須の「ガントチャート」と同じで親しみを感じました。
撮影コーナーも充実!

いかにも「運転できます」顔で乗るのがコツである
こちらは住友重機建機クレーンの
クローラークレーン『SCX3500-3』試乗コーナー。
運転室に入れる機会なんてめったにありません。
ファミリーが9割の中、大人がひとりで30分並ぶのはなかなかつらかったですが、旅の恥はなんとやら。
操作機械を触りたい放題でしたが、複雑な操作盤に「自分には免許とれないな⋯⋯」と確信。
中は意外とひろびろとして、見晴らしがよかったです。
結局は、人!
企画展全体を振り返ってみると、
街づくり、道路、土木、ロボット活用など全方向に視野を向けつつ、
場所が「日本科学未来館」なだけあり、私たちが暮らす街の”未来”のヒントがたくさん詰まった濃厚な展示になっていました。
普段の工事現場の様子はなかなか見ることができませんが、
重機や素材を間近で眺め、現場の苦労や工夫について学ぶことで
建設や土木に関わる人たちのお仕事をより身近に感じられました。
街を作ってるのは「人」なんだ!!!という至極当たり前のことに感動した1日でした。
おまけの写真コーナー

企画展サイトの「重機診断」ではホイールローダという結果が出ました。
※残念ながらサイトはクローズ⋯⋯

レストランで企画展のコラボメニュー「ビーフシチューの森とショベルカー」を食べました。

グッズもかっこいいデザインばかり!散財不可避。大人でよかった⋯⋯。

建設中の有明コロシアムにも寄りました!
おまけの動画リンク集
この記事を書いた人
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マーヴェラスゆうり
ディレクター (大阪本社) ※退職
ディレクター
(大阪本社) ※退職
滋賀県出身。同郷のミュージシャンT氏に憧れ、自分もいつか強風を浴びて踊り狂いたいという想いを抱え加入したファンクラブは気がつけば20年程経過していたというマーヴェラスレディ。 家電メーカーサイトの運用をメインに担当。両手に検証用タブレットを抱えて作業する姿はまるで千手観音さま。時には自らコーディングやデザイン制作でも手を動かすなど、幅広く活躍中。
滋賀県出身。同郷のミュージシャンT氏に憧れ、自分もいつか強風を浴びて踊り狂いたいという想いを抱え加入したファンクラブは気がつけば20年程経過していたというマーヴェラスレディ。 家電メーカーサイトの運用をメインに担当。両手に検証用タブレットを抱えて作業する姿はまるで千手観音さま。時には自らコーディングやデザイン制作でも手を動かすなど、幅広く活躍中。
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