仕事
独自 CMS を作る vol.4 – composer の設定
2017年10月11日 よっしー
はじめに
composer を利用して、いくつかの設定行います。
- class の autoload を利用できるようにします
- twig など、利用したい機能を利用できるようにします
設定ファイルを書きます
composer の設定ファイルは、/composer.json
に書きます。
{
"autoload":
{
"psr-4":
{
"core\\": "chopstick/core/classes",
"app\\": "chopstick/app/classes"
}
},
"config":
{
"vendor-dir": "chopstick/vendor"
},
"require":
{
"twig/twig": "1.*",
"erusev/parsedown": "^1.6"
}
}
class の Autoloader を利用できるようにする
例えば、クラスを読み込むときに、都度 require するのが面倒なので、クラスを利用するコードを書くと、クラスが自動的に読み込まれるようになるという便利な代物です。
今回は、以下のような設定を書いています。
"core\\": "chopstick/core/classes",
"app\\": "chopstick/app/classes"
この設定では、php ファイルで、で \core\vire::render();
を実行すると、chopstick/core/classes/view.php
ファイルが、自動的に読み込まれるようになります。
twig などを利用するための設定
composer は、利用したいプログラムを自動的に読み込んで、フォルダに配置してくれる機能があります。
配置するフォルダは、以下のように指定します。
"vendor-dir": "chopstick/vendor"
今回は、Twig と Markdown を利用したいので、以下のようにします。
"require":
{
"twig/twig": "1.*",
"erusev/parsedown": "^1.6"
}
設定を反映します
composer.json
がある、フォルダに移動して、以下のコマンドを実行します。
composer update
以上で、composer が、設定ファイルに従って、環境を構築してくれます。
autoloder を有効する
autoloader 機能を利用したい、php で、autoloder.php
を読み込む。
require_once __DIR__ . "/../chopstick/vendor/autoload.php";
さいごに
.htaccess による、リクエストルーターが利用可能になり、composer による、autoloder が利用になりました。これだけでも、フレームワークっぽくなってきました。
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よっしー
ディレクター (東京支社)
ディレクター
(東京支社)
田畑では愛車トラクターを乗りこなし、米も作る農家が本業というIT系ファーマー、いや、ファーマー系エンジニア? こだわりのあるモノ作りが得意。野菜とWEBの旬な情報はお任せ! 新しい技術やサービスは、まず自ら使ってみる事をモットーにしているプロジェクトマネージャー。WEB制作だけではなく、ネットワーク/サーバー、システム開発まで幅広く網羅。
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