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【WeChat】今からでも間に合う!インバウンド需要と対策について【Part2】

2018年08月03日 

wcaicatch

上海からこんにちは。ガースーです。

自分で週1本と言ったばかりにかなり急ピッチで書いてしまって読みににくかったらごめんなさい!

さて、Part2ということで、先ずは目次から。

インバウンドのお話目次

1、【インバウンドを知る】インバウンドって何?現状は?(Part1にて掲載)

2、【決済だけじゃない】WeChatPayから見るインバウンド状況(Part1にて掲載)

3、【集客方法】インバウンド集客はどうするべき?(本記事にて!)

4、【決済だけじゃない2】決済には「WeChatPay」が圧倒的に便利!(本記事にて!)

5、【口コミは強し】「WeChat」って何?どんなことができるの?

6、【売って終わりからリピーターへ】WeChatからファン化とリピート購入・来店へ
では、早速ですが、

【集客方法】インバウンド集客はどうするべき?

こちらの方を進めてまいりましょう。
先ずは、中国の方は何を見て行き先を決めているのか?
この辺りは訪日旅行事情も踏まえて少しお話しなくてはならないかと存じます。
集客をどうするか、これは「インバウンド」にも例えば「越境EC」などにも共通している話です。

長々と書き癖があるので、結論先に言いますね。(当ブログのチェックメンバーから「ガースー長すぎんだよ」ってお言葉いただきましたので)

 

「旅行で行く先も買うものも、行く前にほぼ既に決めている」
「旅行中も常に情報収集を「リアルタイム」で行っている」

 

…声を大にして言うほどのことでもなくて、この相反する感じの2つがやはりリアルなのです。

ま、実はこれって別段日本から外国行く時だって、国内旅行する時だってまぁそうですよね。(人にもよるとは思いますが)

傾向としてですが、

・中国からのインバウンド環境客の形がグループ型から個人旅行(数人)に変わってきている。2012年、個人旅行者の割合が30%以下ほどだったのに対し、2017年度は60%に上がっている。

スマートフォンを活用した旅行スタイルへの変化(日本滞在中に役に立った旅行情報源として スマートフォンと回答した割合(複数回答))
2012年:23.5%→2017年:72.1%

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kanko_vision/kankotf_dai16/siryou2.pdf
引用:政府首相官邸 観光ビジョン構想会議より

ま、日本政府の首相官邸発表なので、国土交通省からのデータでしょうし、信ぴょう性としてはありそうです。

旅行の形が「団体旅行」から「個人旅行」へシフトしてきているというのは大きな転機ですね。

 

 

観光のタイプの変化

 

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ちょっと、話は逸れ、また、私が昔京都の観光のお仕事してた時に実際に現場で見てた話で恐縮ですが…

訪日旅行は大きく分けて「ツアー型」と「個人型」に分かれます(そういう名称があるかは不明です)
前者は昔から行われているツアー型旅行であり、いわゆる「買い物ツアー」の団体旅行です。所謂、爆買と呼ばれるブームもこれの継承にあるものですね。

 

ですが、このツアーは殆どのケースで「中国の旅行会社」がアテンドから旅行企画を考えて買い物するところからご飯を食べるところ、泊るところまですべてこの会社が決めているのです。インバウンド景気が良いなんて世間で言われてても、提携しているお店や会社とかしかその恩恵を預かれなかったというところが「中国からの観光客が増えても何もメリット無いわ」とかって声の原因だったりします。(良く、京都で耳にしたセリフです)

そんな買い物ツアーとはどんなものか。昔(10年前ぐらいに、私がインバウンドのお仕事をお手伝いしてた頃)、中国からの観光客の方は関空からバスに乗せられ、大阪ミナミに着き、ビッグカメラで買い物、そのまま京都にバスで移動、移動中もアテンドしている業者から押し売りが続き、京都についたら少し観光(大型バスが軒並み道にひしめいてます)そしてまた買い物、そのまま一泊したのちはバスで東京へ向かい(関西→関東への移動)、秋葉原で買い物というのがゴールデンルート(今のゴールデンルートとは違うと思いますが)買い物ばかり、買わされてばかりで何も面白くないという日本の魅力も全く感じない(日本製商品を買うだけのツアー)時代が最近までありました。そりゃ、日本への観光としてのリピート客も増えません。

今は…というと、前述の官邸資料あったように「個人旅行」の増加と、「リピーター率が増えた」という点を見ても「変わってきている」そして、個人旅行が増えていることから「個人旅行を検討している人たちをターゲットにしたビジネスチャンスが多くなっている」という事が非常に好材料です。これまでのインバウンドとは違う、「アプローチ型」の集客そして「マス(集団)からパーソナル(個人)」への訴求という点が一つのポイントになってきているかと考えられます。

 

行きたい!食べたい!買いたい!の決め手は?

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それでは、皆さんはどんな情報で「ここ行ってみたい!」「これ食べてみたい!」「これ欲しい!」って思いますか?
これは、日本に於けるマーケティングも同様ですが。

中国国内で企業が大々的にやってるマス広告は「あまり参考にしてない」のです。これは、日本よりも激しい。(なので、広告効果が薄くなってきている、日本も同様、Web広告は競合しつつありますから単価が上がり、効果が薄くなるのは当然です)

それよりも、「誰か」が「これ良かった!」と言ってる。そんな口コミ効果はインターネットという媒体を通じ、広く拡散されていく、今の時代の情報としての一つの流れではありますね。
その誰かが自分の身近な友達だったり、自分の好きなタレントさんであったり、アーティストだったり、ブロガーさんであったり、日本でも「ブロガー」「インスタグラマー」というインスタでフォロワーがガッツリ多い有名な方への商品紹介を依頼するケースもあったりします。
昔で言う、ステマ(ステルスマーケティング)という言葉は、ステルスでも無くなってきて、ブロガーが広告案件として一つの商品を紹介するのは普通になってきましたからね。

 

ともあれ、中国の方は来日する際に既に情報は仕入れているのです。個人の方は特に。そして、日本に旅行中にも情報収集をしていることも特徴的です。
「weibo」などに称されるミニブログでの観光紹介や、「WeChat」などでの友達からの共有情報、企業公式ページ。
共に共通しているのは有名なブロガーや知人・友人からの口コミの紹介が信用度が高く、そこへの商品展開、サービス紹介ができるのか、という事がカギになってまいります。

 

というわけで、長々とご説明になりましたが(理由としてのご説明でした)

【集客方法】インバウンド集客はどうするべき?

このテーマに関する答えとして、私は・・・・

・口コミ
・ターゲティング広告
・インフルエンサー(KOL)

の3点での告知をお勧めします。
内容に関しましては、また3回目にお伝えします!

そして、もう一点…

「一方通行な情報発信から個人をファン化するための対話型フォローのできる情報発信」

これが、出来る、出来ないによって、インバウンドや越境ECなど対外需の売上は大きく変わってまいります。

ちょっと越境ECの話も

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とりあえず、中国に物売りたいから「中国の大手ECモール」に出店しなくては!というお声も聴きますが・・・「天猫商城(Tmall)」「京東商城(JD)」とかいった大手のモールに「越境EC」として出店したら売れるだろう…。という事を考えておられたりする方は少し待っていただきたいです。

モールに出店するだけで物が売れるなんてことはありません。
日本国内でも大手の〇天さんなどに出店された方も多くいてらっしゃると思いますが、それは「出店」するだけで売れるほど甘くないのは重々ご存知なハズです。
そのモール内にも無数の出店店舗があり、競合、差別化、そしてユーザーの目に留まってもらうための広告出費。売れたら売れたで手数料徴収。
本当にそのやり方で儲けを出すためには、市場調査も適切な広告配信、顧客メリットの創出など生半可なものでは日本ではもちろん、もっと競合の多い中国では売れないのです。
(だから、中国進出は失敗したと言われる企業さんもおっしゃいますが、それ自体見立ても想定も調査も甘いケースが非常に多く見受けられます)
というのは、インバウンド集客だけに限らず中国国内で物を売ることに関してもですが、その「中国市場」というのは「世界中からあらゆるジャンルの企業が進出している」状態あるということをついつい日本の企業の皆さんは忘れがちです。中国へ出張などで行ってみてみると、それは肌で感じてもらえるほど「中国」という市場はグローバルマーケットということを認識していただけるのではないでしょうか?中国市場は、世界中の商品が手に入る。
中国市場に世界中の企業は、莫大な広告費も人も投入してこと自国への観光誘致や商品ブランドPRも行っているのです。

2017年度広告主がSNS関連に出稿する広告費は376億元(6.3兆円)
またこれとは別に、広告主がSNSを利用して情報拡散を狙い投入する広告の規模は、557億元(9.4兆円)

(数値は、GroupM 調査結果より)

 

上記の数字よりも感じていただけるように、広告としてはマス広告を各国の大企業と同じように高額な展開をできるでしょうか?それは、できるできないとしてそれぞれの会社さんの判断でしょうが、恐らくその広告費は湯水が如く流されていきます。(日本のWeb広告と同様に、それは入札制だったり資金力のある会社と同じ土俵で勝負するにはかなりの資金力が必要になってきます。)
その同じ土俵で戦うことは相当な商品の知名度などがあれば有効だと思います。
これから、中国市場に勝負をかけたい!そう思っておられる方々はこの方法は難しい。
だからこそ、ユーザーとの1:1の関係性を作り、より密度の高い情報提供や体験がロイヤリティの高い顧客を創り出していく事になる。
ブランド戦略としての意味合いも、CRMとしての関係性作りも日本で商売をすることと同様に、インバウンドでも行うことが大事なのです。

 

【決済だけじゃない2】決済には「WeChatPay」が圧倒的に便利!

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ALIPAY、WeChatPayの二大電子決済。
ここではWeChatPayのメリットをお伝えしようかと思います。

WeChatPayは、そもそも「WeChat」というコミュニケーションツールのペイメント機能です。

細かいところは第3回にお届けする予定ですが、WeChatとは何か?
という事のざっとのご説明を。

【WeChat】

中国語表記で微信(weiXin)と呼ばれるコミュニケーションツールです。
日本で使われているアプリでいうところの、LINEに近しいかと思いますが、
その機能や利用方法はLINEを凌ぐものであり、中国国内にてアクティブユーザーが10億人近くのユーザーを誇る
アプリケーションとなっております。

なぜ、そんなコミュニケーションツールがPaymentの機能としても勝ち組になれたのか?
そこに、WechatをPaymentだけで使うには勿体ない理由が存在します。
(WeChat自体の機能としては幾つもの有為なものが存在しますが、ここでは一点抜粋しております)

WeChatPayで支払ったユーザーは、使ったお店を自動フオローする!

これがまず一つ。非常に大きなメリットとなっております。
WeChatPayで決済を行うと、使ったユーザーアカウントはお店を自動フォローする機能があります。
Paymentってのは「支払い方法の一つ」でしかなかったものが、支払いをする方法であるだけでなく、
「お店やサービスのファン作り」のファーストアプローチを行ってくれる
という何とも優秀な機能があるのです。
この自動フォローを有意義に使うために、どうするか?ここが一つのカギです。
何も策も案もないまま利用するだけではもったいないので、ケーススタディを一つご用意しました。

 

☆中国から日本へ観光に来られた訪日観光客
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日本国内でWeChatPayで支払いをしたユーザーはほぼ皆さん中国に帰られます。

中国に帰って1か月、日本で買ったその商品は非常に良くて、引き続き買いたいと思ってる。
けど、中国国内ではなかなか見つからず、見つかっても偽物かもしれないから知らない店で買いたくない。

そんな時に、WeChatの通知が1通…
それは、日本に行ったときに買ったお店からの通知だった。

そこには、商品紹介、日本製品だが中国国内からもこのWeChatの公式ページから購入が可能だという案内。

公式ページ上に問合せのチャットがあったので、ここからいつ届くかを確認すると、チャットでの回答が返ってきた。

ユーザーはすぐさまその商品をWeChatの公式ページ上からWeChatPayのオンライン決済を使って購入し、到着を待った。

…分かりにくかったでしょうか?
つまりは・・・
今までは日本に来ている時だけお客さん。その 場限りのお客さんでしかなかったインバウンドのお客様が、継続購入をしてくれるロイヤリティの高いユーザーになれる状況をWeChatが作ってくれるのです。

ポイントは4点

 

(1)WeChatPay決済後のアカウント自動フォロー機能

(2)公式アカウントでの「PUSH通知」ができる案内

(3)WeChatページ上で完結できる「越境EC機能」、「決済機能」

(4)WeChatはその名の通り、「チャット機能」があるので、問合せ対応もできる

 

この4つがあるからこそ、インバウンド来店時の販売を一つの機会(入口)として、運用方法は広がりがあるのです。
例で挙げておりますのは販売の場合のケースですが、これは、「サービス」でも同様であり、
「友達紹介クーポンを発行」したり、インバウンド前の方々への告知を行ったり、インバウンド中のとある地域をターゲット
(ジオターゲティング)して、広告配信をしたり、使い方次第では様々な業種の企業様への魅力的なツールになるかと考えております。

ツールとしての「WeChat」、それをどう活かす事で皆様のビジネスに繋がっていくのか?
そんな内容を次の第3回にお伝えしていきたいと思います。

それではまた!

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この記事を書いた人

  • ガースー

    ガースー

    プロデューサー (大阪本社)

    プロデューサー

    (大阪本社)

    喋る事、歌う事が好き。休日にはふらっと珈琲飲みに京都へ。 最近はチップスター依存症という病魔に蝕まれている。「1日1個チップスターが支給される社会を!」と意味不明の叫びをあげるチップスターモンスター。 本業はWEB系ソリューションの営業兼プロデューサー。 お客様の叶えたい事をWEBというツールをとおして実現できるようにするコンシェルジュのような存在を目指す。

    喋る事、歌う事が好き。休日にはふらっと珈琲飲みに京都へ。 最近はチップスター依存症という病魔に蝕まれている。「1日1個チップスターが支給される社会を!」と意味不明の叫びをあげるチップスターモンスター。 本業はWEB系ソリューションの営業兼プロデューサー。 お客様の叶えたい事をWEBというツールをとおして実現できるようにするコンシェルジュのような存在を目指す。

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