梅田
テキーラについて少し語ってみる。
2017年02月06日 ガースー
どうも、ガースーです。
テキーラってお酒、よく昔から罰ゲームにショットを飲まされたりしたりであまり世間の皆様から良いイメージを持たれていないらしく「え~テキーラ?」って声をよくよくお聞きします。
ですが、皆さん、よく聞いてください。
それは本物のテキーラの飲み方なんかじゃございません。
「テキーラって罰ゲームの飲みもんやろ?」
だから、その、罰ゲームで使ってるようなテキーラをテキーラだと言わないで欲しいと切に願います。
ホンモノのテキーラ、いや、よく出回わってるテキーラってミクスドってテキーラの原料になるアガヴェってものと他のもの(サトウキビが多いらしいです)を混ぜたものが多いんだって。
ミクスドも美味しいんだけど、キンキンに冷やして一気で飲めなんて言われたらそりゃ良いイメージ付かないよね。テキーラって、一気で飲むよりもジックリゆっくりウィスキーやブランデーみたいにロックやストレートなんかで飲むもんなんですよん。
そもそも、テキーラはアガヴェという竜舌蘭科の植物を使ってて、このアガヴェでも数百種類もある中で、「アガヴェアズール」って種類のみがテキーラの原料として認められてるらしい!
この原材料を100%使った本物のテキーラをプレミアムテキーラとして
100% De Agave(アガヴェ100%、これだけで作ってるんやで!)
ってちゃんと商品としてあるんですよね。
テキーラって銘柄としては何百種類もあるのですが、その中で知られているのはごくごく僅かだったりします。
このテキーラはショットでグイっとやるのではなく、ブランデーやウィスキーなどの様にゆっくり愉しむものでございます。
ロックにして、溶けていく氷との変わっていく味わいを楽しむもよし、ストレートでテキーラ本来の芳醇な甘さと香りを楽しむもよし、
非常に楽しく美味しいお酒なのです。ウィスキーっていうよりもラム酒とかに近いイメージですね。
後はですね、熟成期間に依ってもそのテキーラの種類が変わります。
シルバー(Silver)
ブランコともいう。
熟成させない又は60日以内熟成されたテキーラ
レポサド(Reposado)
2ヶ月~1年以内熟成させたテキーラ
アネホ(Anejo)
オーク樽で最低1年以上熟成させたテキーラ
エクストラ・アネホ(ExtraAnejo)
オーク樽で最低3年以上熟成させたテキーラ
なので、この辺の事を知っていると・・・注文の仕方がオシャレになります(笑)
例えば、レポサドっていう2ヶ月~1年熟成なんだな~とか、アネホは熟成しっかりしてて。(後程この辺は詳細をお送りします)
と、いう事で、梅田界隈でテキーラを飲める所を探してみたところ、「grow」さんというお店を発見。
但し、北新地という大阪で最も有名な繁華街…お財布が心配。
何て思いながら、一人で行くよりもと会社の人を誘ってみてもあまりええ反応では無い。
そんな中、にっしぃが「付き合うよ」と言ってくれる。有りがたい。
そして、もう一人はほぼ拉致状態で連れ出す。月曜日からテキーラかよ…って、きっと、思ってるだろうな。
行きしな、散々テキーラの良さを語ってるんですが、如何せんテキーラ=罰ゲームみたいなイメージが本物のテキーラ飲んだことない人にはすごくあって。。。
ウィスキーとか、ブランデー、バーボン何かが好きな人には絶対嵌るんですよって言ってるんだけど、だけどもやっぱり信じてもらえない。
お邪魔したお店はバーなんだけども特にテキーラに力入れてるというお店。
「grow」の西山さん(イケメンで有名!)
ガース「一杯目から、テキーラでも良いですか?」
マスター「全然!どうぞ!」
と言ってもらえたので、とりあえず自分は・・・
「クエルボ1800」
飲みやすさ、香り、味ともに非常に好評価のものです。
ものすごく甘さが口の中に拡がるんですけど、テキーラってイメージすらぶち壊してくれるフルーティさすら感じる逸品。
テキーラとしては比較的お値段も少々高めなのですが、飲んで損は絶対しません。
そして、瓶を見て頂きたい。1800という数字の下にちゃんと「レポサド」って入ってますよね?
これが、さっき言ってた熟成度の部分です!
余談ですが、この1800をスペイン語で表現すると「ミル・オチョ・シエントス」というらしいのですが、これをどう注文するのかってマスター聞いたら
「ミルオチョのレポサドとかって注文されますね」
だって!!!オサレ感満載じゃない?。。。ま、オサレ感僕には無いのでそんな注文の仕方できないですけど。
んでもって、他二人には何かをあてがおうと思ってたら、ドンピシャのが来た
「ドン・フリオ」
ドンフリオにも「アネホ」とかいろいろあるんだけども、まぁ超有名テキーラ。中でも1942というものは、スーパープレミアムテキーラと称される逸品。ドン・フリオは飲んだことあるけどこの1942なんて飲んだことないわ!!
・・・っていう、想いもあって一回飲んでみたいと思ってる一品。お店にもあったけど、とりあえず初心者の人にはメジャーなテキーラとして「ドン・フリオ」のをマスターは選んでくれてはりました。いや、流石の選択だと思います。
これまた余談だけども、映画の「ソーシャル・ネットワーク」にて、シャンパンじゃなくてこのドン・フリオ1942を開けようぜみたいなセリフがあったらしく、少し話題になったりしました。
んでもって、もう一人には
「パトロン」
これも、結構メジャーな銘柄なのですよ。マスター曰く、アメリカで一番売れてるテキーラですね。って言ってはりました。
これまた余談ですが、このテキーラの名前をブルーノ・マーズの「Marry You」(結婚式なんかでよくよく掛かってる超定番ソングです。あぁ、フラッシュモブなんかでも使ってはる人おおいですよねぇ・・・)
の曲中で出てきたりします。こちらもアホネで頂きたい逸品です。
他にも面白いものはたくさんありましてね。
テキーラはボトルも面白い。
流石メキシコ。死者の日っていうメキシコのお祭りも骸骨だらけになるようなのですが、
これは、メキシコのお盆みたいなものでご先祖様を表す骸骨でお祭りするのが習慣なのだそうです。
なので、スカル系のボトルは結構色々あるんですよ。
スカルボトルで言えば
「ラ・ティリカ」
このスカルボトルは超有名。デザインも様々。柄のなどを塗ったりするの一品一品手作りしてるとか…。(昔バーで聞いた話だから合ってるか分かんないけど)
デザイン的にもおしゃれで、プレゼントに選ばれる方も多いですよね。
画像は無かったのでこちらからお借りしました(http://item.rakuten.co.jp/yunyuusyu/76338/)
「ポルフィディオ」
明確に言うと、テキーラでは無いのです。というのは、テキーラって名乗れるのは凄く厳格な取り決めがあるらしく、原材料も作り方もほぼテキーラなのですが、認可されてないってだけの事でテキーラを名乗れない。
そんなポルフィディオには昔地元のバーで、「ガースーさん、テキーラ好きって言ってましたよね?これ知ってます?」って言われて飲んだのが初めてで、すっごく美味しくてこればっかり飲んでた時期もありました。
ボトルの中にinされたサボテンのガラス細工が可愛い見た目にも印象的なテキーラですが、その味も勿論保証済み。
僕がじゃありません。このポルィディオはかのロバート・デニーロが愛したテキーラとしても有名です。
これもボトルが無かった為に、本を写真取ってますが、気になる方は是非ネットでも画像いろいろあるので探してください。
本は、これだったかと。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%86%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E5%A4%A7%E9%91%91-%E6%9E%97-%E7%94%9F%E9%A6%AC/dp/4331516458
後は、ボトルとして面白いのは、友達から誕生日プレゼントに頂いたボトルをいくつか。
「テキサノ ブーツボトル」
「カジノアズール」
中に入ってるものが熟成度によって変わります。このサボテンみたいなもののものは、シルバーという一番熟成度が低いもの。
鷹が入ってるのはレポサド、アネホっていう熟成度が一番高いものはローズが入っておるのです。
オサレでしょ?
このカジノアズールのコレクションボトルってのが、昔京都でテキーラ専門店に行った時に見せてもらってまして
これ!(昔の写真探しまくった)
蛇口付いてる(笑)
いや、ホントにお部屋に飾ってても良いぐらいの造形美。
ま、ボトルなんかの紹介はこの辺で。
マスターが「折角なので、ちょっとチェイサーをテキーラ仕様にしますね」
って出してくれたのがコレ。
トマトジュースをオレンジジュースで割って、少しタバスコ、ペッパーを入れたチェイサー。
良い感じです。
お店によって(メキシコでは家によって違うカレーの味ぐらい違う)このチェイサー、僕は昔トマトジュースにタバスコを結構入れたやつ飲んでました。
んで、初心者が通っぽく喋るのって実は諸刃の剣。
バーテンさんも知ってるんだ!ってなると「これがアレで、ドレがソレで」みたいな怒涛のトークになると知らない事がバレちゃう訳です。
そうならないように、先ずは、楽しむことを前提にしましょう!
ちょっと分かるぐらいでっていうのであれば、
「アネホが好きで・・・なんだったかな・・・酔ってて銘柄覚えてないんだけど」
ぐらいでちょうどいいです。これでも、「お、知ってるんだな」って思ってもらえるみたいです。
試し飲みのように色々味を楽しんでみてください。
テキーラはボトルが特徴的なので、気に入ったボトルを写真撮らせてもらいましょう!
お酒は楽しんでナンボ。ただ、飲みすぎて羽目外さないようには気を付けてください!
ガースーでした。アディオス!
この記事を書いた人
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ガースー
プロデューサー (大阪本社)
プロデューサー
(大阪本社)
喋る事、歌う事が好き。休日にはふらっと珈琲飲みに京都へ。 最近はチップスター依存症という病魔に蝕まれている。「1日1個チップスターが支給される社会を!」と意味不明の叫びをあげるチップスターモンスター。 本業はWEB系ソリューションの営業兼プロデューサー。 お客様の叶えたい事をWEBというツールをとおして実現できるようにするコンシェルジュのような存在を目指す。
喋る事、歌う事が好き。休日にはふらっと珈琲飲みに京都へ。 最近はチップスター依存症という病魔に蝕まれている。「1日1個チップスターが支給される社会を!」と意味不明の叫びをあげるチップスターモンスター。 本業はWEB系ソリューションの営業兼プロデューサー。 お客様の叶えたい事をWEBというツールをとおして実現できるようにするコンシェルジュのような存在を目指す。
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