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仕事中に副業もOKな「会社公認 働かない制度」について社員と話してみた

2016年12月14日 

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フューチャーヒット代表の谷孝です。

今年度より弊社で業務時間に趣味や副業などを月に20時間まで行える
「会社公認 働かない制度」というものを導入しました。

本日はこの制度を活用している社員と話しながら、
導入する事になった背景や、制度に込めた私の想いもご紹介できればと思います。

登場人物

miyaji宮道:フューチャーヒット取締役。
hirahriaひらひら:当制度の発起人。
tananaたなな:当制度を利用し、通信制大学で学業を営む。
nayanなーやん:ひっとびとの編集部。インタビュワー。
tanitaka谷孝:私。フューチャーヒット代表取締役。

 

導入のきっかけは副業をしている社員からの提案だった

nayanなーやん
この制度を導入しようと思ったきっかけは何かありましたか?

tanitaka谷孝
もともとはひらひらくんがアイデアを起案してくれて、宮道さんもそれに共感し、私まで提案がありました。

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hirahriaひらひら
僕はもともと業務外の時間で、家業のサイトを作ったり広告を運用したり、友人の販促を手伝ったりしていたのですが、本業に役に立つ経験がかなり多かったです。それがお客さんや会社に還元できている自信もあったので、会社のみんなにも同じような体験ができる土壌があればもっといいのになと思い、宮道さんに相談していました。

miyaji宮道
うちの会社がよりプロデュース力をつけていくには、個人の力が重要になってくるので、幅広い分野の知識とかスキルをつけていかないといけないと思っていたので、僕もそれには賛成でした。

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hirahriaひらひら
ちょうど副業を公式にOKにしようという話はあったのですが、単に許可するのではなくて会社として推奨するくらいのニュアンスにしてほしかったので、「業務時間でやってもいいよ」くらいの制度にしてほしいと話していました。

nayanなーやん
提案があった時にはどう思いましたか?

tanitaka谷孝
私も社員には色んな経験、スキルを積んでほしいという想いはずっとあって、すでに個別に承認をして副業しているメンバーはいました。社内でも様々な研修プログラムを実施したりもしてますが、それだけでは個々にあったスキルアップというのは限界があるので、その制度を上手く活用してもらって、個々のスキルアップに生かしてもらいたいなと考えました。なので、副業だけではなく、趣味や社外の活動なども対象にしています。

nayanなーやん
現場から上がってきたアイデアと会社が抱えていた課題がマッチして今回の制度ができたんですね。

hirahriaひらひら
副業は認めているところは他でもあるけど、就業時間内でやってもいいという会社はなかなか無いので、僕もまさかそんなすんなり通るとは思ってなかったです(笑)

一同:

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tanitaka谷孝
特にここ1~2年は会社としてちょうど変わろうとしている時期でもあって、そのタイミングにうまく乗りました。
事業もそうですけど働き方ひとつとっても、他社と同じことやっていても面白くない、50~60人の規模だからこそできることがあるって考えていたところだったので、「やってみよう!」となりました。

miyaji宮道
僕の中では会社の中でも個人というのがブランディング上で重要だと感じていて、メンバーの中には対外的に個人で活動している人も多くて、そういった活動の中で上層部を気にせずに社員同士でプロジェクト組んだりしていってもらいたいと思っています。この制度はそういうことにも自由に使っていけるので。

tanitaka谷孝
うちの会社って個性的な人が多いですよね。そんな事やってるんだっていう(笑)
そういう個性、活かしてもらいたいですけど、個人の活動と仕事って分断しがちですよね。
それってもったいないなーって思っていて。もっとシームレスにしていければ可能性はぐっと広がりますよね。

就業時間中のバイトもOK

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nayanなーやん
会社公認 働かない制度で何をやるか自由度は高いですよね。申請をする側としてはその何がOKで、何がNGなのか境界はどこなのかな、と思うのですが・・・
直接的にスキルアップにつながらなさそうな、例えば朝からジムに行くとか、ファーストフード店でアルバイトをする、といったものはどうでしょうか?

tanitaka谷孝
ケースバイケースでしょうけど、この制度の本質を理解した活動であれば基本的にはOKを出します。例えばジムでもいろんな人脈もできるでしょうし、いろんなバイトでもマネジメントの勉強にもつながってくると思います。

nayanなーやん
基準は仕事のためにもなるかどうか?という点という事でしょうか?

tanitaka谷孝
狙いとしてはそうなりますが、制度を利用するメンバーにはそこまで深く考えず、まずは色々経験してほしいと思っています。少なくともうちの社員にはこの制度を有休代わりに使ってやろうという人はいないと信じています。うちのメンバーなら、どんな経験であってもスキルアップにつなげてくれると考えています。

hirahriaひらひら
僕の部署は色んな業種のお客さんのプロデュース業、企画業という観点で、どんな経験も仕事につながりやすいとは思うのですが、エンジニア職、管理業務などはどうなんでしょうか?

tanitaka谷孝
どんな職種であれ、社外での経験は必ず仕事につながってくると思っています。エンジニアが友人のベンチャーを手伝ったりして経営センスを養えば強力な武器になりますし、管理業務でも趣味の活動を通していると新たな発見も多いと思うので、業務の効率化のヒントにもつながってきたりします。サポート業務でも社外の色んな人と接すれば、多様な考え方を吸収してより質の高いサポートにつながってくると思います。

nayanなーやん
社内では制度の導入に対して反対とかはなかったですか?

tanitaka谷孝
反対はなかったです。本部長全員がぜひやりましょうと。

miyaji宮道
採用力の強化という観点もありますね。会社の個性を出すという意味ではこの制度はとてもわかりやすいと思います。
多様な働き方というのは社会的にも感心のあることですし、日経新聞さんにも取り上げていただきました。採用面接などでも興味を持ってもらいやすいです。

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nayanなーやん
フリーで活動されている方が入社するきっかけにもなりやすいですよね。
お客さんとスパッと関係性を絶つということも難しい場合が多いですし。

制度を使って本業にも自信が持てた

nayanなーやん
たななはこの制度を利用して大学で勉強をしていますが、
実際に制度を使ってみてどうですか?

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tananaたなな
今、芸術に関する事を学んでいるのですが、例えば材料学がどう仕事に関連するのかと聞かれたら、たぶん直接的には会社に還元できていないと思います。

miyaji宮道
うん、直接還元する必要はないし、まわりまわって何かの役には立っていると思うよ。

tananaたなな
そうですね。不思議なんですけど、大学で芸術を勉強することによって、WEBディレクターとしても自信を持てました。自信を持てた具体的な理由とか、効果を数字で表したりはできないので、感覚的なものなんですけども、どちらでもやっていけるんだという自信が持てました。

tanitaka谷孝
それは大成功ですね。スキルアップというのはゼロかイチかというものでもないですし、そういった感覚値で自信を持てたような気がすると言ってもらえるのはこの制度の大きな成果だと思います。

miyaji宮道
あと、ひらひら君は電子部品アクセサリー作家として活動しているのですが、自分で身につけたり、メンバーに使ってもらったり、社内でも話の話題になることもあったりと、コミュニケーションの媒介にもなっていて、そういうのもすごくいい影響だなと。
みんなが色んな活動の話をすると、コミュニケーションも活性化していくと思います。

tananaたなな
私もつけてますよ~
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この制度をとおしてお互い助け合える文化が育ってくる

nayanなーやん
会社内でも大学の勉強をしたりしてますか?

tananaたなな
まだこの制度を利用している人も少ないですし、業務中に社内で何か個人的な事をするというのは、なかなか堂々としづらいという感じもします。

hirahriaひらひら
僕はオフィスでも発送作業とかしてますけどね。

tanitaka谷孝
業務との兼ね合いもあるので、後ろめたいイメージはあるんだろうなとは思いますが、でもそれは時間が解決していくのかなと考えています。
今、相談をもらっているメンバーも何人かいますし、徐々に制度を使う人も増えてきます。そうなれば現場の空気感も変わってくると思います。

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miyaji宮道
使っている人の情報発信というのも影響が大きいですね。SNSやブログなどで自分の活動の事を紹介したり、社員ブログで発信したりすることで、空気感ができていくはず。

tanitaka谷孝
お客さんの利益にもつながる事と信じて、会社も制度の利用を促進しているわけなので、ぜひみんなには堂々とオフィス内でもいろんな活動をしてほしいですね。
うちの社員には「何であんなことしているんだ!」と言う人はいないと思います。

tananaたなな
そうですね、私も周りの優しさというのをすごく感じています。
大学の授業に行くのも、一緒に業務をやっているメンバーの協力がないと行けないですし、快く行っておいでと言ってくれます。逆に、他のメンバーが私用で休みたいという時も、その時は私が頑張るから快く行ってらっしゃいと言えますし。

miyaji宮道
協力するから、協力してもらえるという、お互い助け合える文化が育つというのは嬉しいですね。

tanitaka谷孝
育児、介護をしながら働いたり、これからもっと多様な働き方が社会に求められてきます。柔軟な勤務体系や、在宅ワークなど制度面ももちろん重要ですが、それを支えるにはやはり精神的な部分が大きい。多くの社員がこの制度を活用して、お互いの仕事をサポートし合えて、メンバー同士で助けあう心が根付いていけば嬉しいです。

弊社では今日紹介したような制度や考え方をとおして、社会全体の未来に貢献していける会社になりたいと考えています。
その考えのもとで一緒にやっていけるメンバーを随時募集していますので、共感してくれた人は、ぜひ一緒に仕事をしましょう!

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この記事を書いた人

  • 谷孝大

    谷孝大

    代表取締役 (大阪本社)

    代表取締役

    (大阪本社)

    少年時代からコンピュータに親しみ、世界中に一瞬でつながるインターネットの 可能性に魅力を感じて大学1年生の時に創業する。 国内での事業展開の他、中国、マレーシア、タイで事業を展開。8歳と1歳の2児の父親として、週末は子育てにも奮闘中。趣味はモータースポーツ観戦、映画鑑賞。公式的には断酒中。 兵庫県伊丹市出身、現在は京都市内在住の39歳。

    少年時代からコンピュータに親しみ、世界中に一瞬でつながるインターネットの 可能性に魅力を感じて大学1年生の時に創業する。 国内での事業展開の他、中国、マレーシア、タイで事業を展開。8歳と1歳の2児の父親として、週末は子育てにも奮闘中。趣味はモータースポーツ観戦、映画鑑賞。公式的には断酒中。 兵庫県伊丹市出身、現在は京都市内在住の39歳。

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