カルチャー
たいせつなのは見守ること「桜守のはなし」
2016年10月28日 たなな
出典元:Amazon
社内で本好きアピールをしていたら、ちょっと前にガースーから佐野籐右衛門(さのとうえもん)さんの本がオススメ!と教えてもらいました。
古風なお名前だなぁと思いながら、さっそくカーリルで検索。
近くの図書館にあった「桜守のはなし」という本を借りてみました。
桜守(さくらもり)という聞きなれないこの仕事は、読んで字のごとく桜を守り育てる職人さんのこと。著者の佐野東右衛門さんは、京都の植藤造園の十六代目なのでした。
春になると、なにげなく「キレイだなぁ」と見ている桜は、なんと300種類以上もあって、まだまだ新しい新種が見つかっているのだとか。でも、そんなにあるのに種から育つ桜は「山桜」「大島桜」「彼岸桜」の3種類だけ。
花咲き誇る春だけじゃなく、夏、秋、冬も桜にとってそれぞれ大切な時期だということや、接ぎ木のしかた、桜守の七つ道具の紹介など、桜って奥深いなぁと感じさせられました。
毎年あたりまえのように咲いている桜も、あたりまえじゃなかったんだなぁと思うと、人の手のぬくもりや自然に思いをはせて、しみじみしてしまいます。
大型絵本の児童書に分類される本なので、文章がかんたんで、写真もたくさんあって、とても読みやすい「桜守のはなし」、ぜひ読んでみてくださいヾ(@⌒ー⌒@)ノ
※ちなみに、藤右衛門さんの本読みましたよ~とガースーに報告したら、「それもいいけど、『櫻よ』もオススメ!」と言われたので、そのうち読んでみようと思います。
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たなな
ディレクター (大阪本社)
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(大阪本社)
芸術をこよなく愛する社会人芸大生。現代アートとコンテンポラリーダンスが好きなのに特技は日本舞踊というマルチな趣味を持つ。芸妓役で時代劇ドラマに出演したことあり。 システムエンジニアを経てWEBディレクターへ。大手家電メーカーのSNS支援やECサイトの構築、生協サイトの運営にたずさわる。論理的な考察と、わかりやすいライティングに定評あり。
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