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インターネットサーバーの事を緩く考えてみました

2017年01月12日 

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今回は少しサーバーの話でよく聞くけどそれ何?という知ってる様で知らない話を書こうかと思います。

ダウンタイム

よく聞く言葉ですね。
ではこのダウンタイムって何でしょう?サーバーが落ちている?確かにそういう事も有りますね。実際サーバーに接続出来ない時に「落ちてる」って言いますよね。でもチョット待って下さい。そのサーバー本当に落ちてますか?実はドメインを管理する別のDNSサーバーが原因で正常なサーバーに接続出来ないなんて事も有ります。また、皆さんご存知のハブが壊れても、サーバーに繋がりません。もちろんLANケーブルが切れたりしても同様です。
サーバーのLANケーブルだってホスティング会社によっては、LANケーブルをラックに合わせて切って、ケーブルテスターで確認している所も有りますが殆どのケーブルが一般家庭で使ってるのと同じ物が使われて居ます。

他にも色々な原因でサーバーダウンがある訳です。
では、ダウンタイムを無くすにはどうするか?そこにもまた、罠があるわけです。

レプリケーション・フェイルオーバー

これもよく聞く言葉です。
ダウンタイムを0にする魔法の言葉に聞こえますね。
でもここで先程の話を思い出して下さい。
サーバーが落ちていなくてもネットワークやDNSが落ちたら結局ダウンしますよね。
ではどうしたら良いのでしょう?

サーバー

何を言おうがまずサーバーが落ちないのが第一です。
静的なホームページを見せるだけのサーバーならば難しい事を省いて、2台のサーバーに同じデータを置いておけば問題有りませんが最近のCMSやショッピングサイト等の動的に生成されるサーバーではそうも言ってられません。
サーバーは2台でクラスタリングさせるのが基本になります。でもこのクラスタリングが曲者で2台のサーバーで同じデータを保ち続けないとフェイルオーバーしても機能しませんし、ホットスタンバイかコールドスタンバイかで復旧までの時間も変わります。
共有ストレージ等を使えば更に問題は複雑になって行きます。
しかしダウンタイム0を目指すならば、ストレージ・サーバー・ストレージスイッチ等を各2台以上用意し、相互にバックアップ回路を接続し、ホットスタンバイさせる必要が有ります。
またデータも共有ストレージを利用して、サーバー間のデータを同じに保たなければいけません。
ここまで対策しても、障害により中途半端な状態になってしまったデータファイルを一貫性を保った状態にするためにクラッシュリカバリを実行しなければならないので障害検知から復旧まで数分間アクセス出来ない状況が発生してしまいます。
コストと機器を掛ければもっと短くする事も可能でしょうが、これくらいが一般的なサーバー側の対応ではないでしょうか?

DNSサーバー

実はDNSサーバーは、冗長出来ていると言えます。更に世の殆どのDNSはプライマリDNSとセカンダリDNSの2台以上で運用されて居ます。稀に1台で運用されているDNSも有るので「世の殆どの」と書きましたが。
更にDNSサーバーは世界中のDNSとやりとりされており、一度受け取った情報は設定された一定期間保持されます。
DNSサーバーはキャッシュ時間さえ適切に設定されていれば運用レベルのダウンタイム0は可能です。

ネットワーク

意外と見落としがちなのがルータや回線といったインターネットへ接続する為の部分、足回りとも言われますね。
サーバーがダウンタイム0で稼働していても、インターネットに繋がって居なければホームページは見えません。
回線、ルータ、Hub等の機器も冗長化が必要です。

これくらい対応すれば、最小限のダウンタイムと言えるのではないでしょうか。
しかし、データセンター建屋自身に深刻なダメージが有った場合等ダウン要素はまだ有ります、絶対のダウンタイム0の道はまだまだの様ですが、実際問題単体サーバーが壊れる確率は少ないと言えます。更にルータやハブ、回線なんかもサーバー以上に壊れにくいでしょう。
サーバー選定時は費用対効果を考えて無理・無駄の無いシステムを考えて頂ければと思います。

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この記事を書いた人

  • にっしぃ

    にっしぃ

    セールスエンジニア (大阪本社)

    セールスエンジニア

    (大阪本社)

    休みの日も自宅のPCやらサーバーやらを触り倒している根っからのオタク気質。のくせに、見た感じそう見えない。最近奥さんとお子さんとゴルフをはじめたらしい。 セールスエンジニアとしてディレクターや営業をサポートするシステムのプロフェッショナル。クライアント目線に立ち、クライアントのビジネスを成功させるという観点でシステム設計を行う。

    休みの日も自宅のPCやらサーバーやらを触り倒している根っからのオタク気質。のくせに、見た感じそう見えない。最近奥さんとお子さんとゴルフをはじめたらしい。 セールスエンジニアとしてディレクターや営業をサポートするシステムのプロフェッショナル。クライアント目線に立ち、クライアントのビジネスを成功させるという観点でシステム設計を行う。

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