カルチャー
松方弘樹さんとわたし
2017年02月02日 もぐもぐメタル
俳優の松方弘樹さんがお亡くなりになった
松方さんと言えばなんといっても「釣り好き」
私ちょうど先月、松方さんの著書「松方弘樹の世界を釣った日々」を購入したばかりでした
僕のやっているバスフィッシングとはスケールが違いすぎるマグロ釣りについての本でしたがまぁそこは同じ「釣り」。梅宮辰夫さんとの関係性についてもおもしろおかしく書かれていてすごく素敵な本でございました
釣り好きの方は機会があれば是非読んでみていただきたい
そして松方さんと言えば、そう
「仁義なき戦い」ですよね
僕が子供の時リアルタイムで見ていた松方さんはもうすでにいい人オーラ全開の釣り好きおじさんって感じでしたが、この作品とかこれと同時期くらいの作品中の松方弘樹はすごかったですよね。めっちゃ怖かった。
あまり懐古主義になって現代を批判するのは好きじゃないですが、松方さんだけではなくこの時代の役者さんは本当にすごかった。今の若い役者にはない貫禄というか凄みというか、ガチ感がやばかったですよねwww
“あんたは初めからわしらが担いどる御輿じゃないの。組がここまでなるのに誰が血流しとるの。御輿が勝手に歩けるゆうんなら、歩いてみいや。・・・喧嘩はなんぼ銭があっても勝てんので!”
はい、唐突ですがわかる人にはわかるこのセリフ
とにかく仁義なき戦いは素晴らしい
最近でいえば北野武のアウトレイジとかもめっちゃおもしろいんですけどね
役者の空気感とかなんか色々、仁義なき戦いには到底かなわない気がしますね。私の主観ですが
仁義なき戦いは登場人物全員がとにかくブチぎれてる
あと音楽とナレーションもすごい好きです
あんな常軌を逸した演技をしながら、実は松方さん「早く終わらせて釣りに行きたいな~」ってずっと考えてたらしい
あと松方弘樹主演で『恐喝こそわが人生』っていうとんでもないタイトルの映画もあるんですけどね。そっちも終始、松方さんの怪演が光る素晴らしい作品ですので是非みなさん観てみてください
◆仁義なき戦いシリーズで私が一番好きなセリフ
「何がバクチうちや。おお。村岡の持っちょるこつは何を売っちょるの。〇〇じゃないの。言うなら、あれら〇〇〇で飯食うちょるんど。のお、おやっさん。神農言うてもバクチうち言うても、うまいもん食べてマブいスケ抱くために生まれてきたんじゃないの。そりゃゼニがなきゃ出来やせんので。ゼニに身を張って何が悪いの」
千葉真一演じる最狂キャラクター大友勝利の有名なセリフですね。はじめて見た時、現代の映画では絶対にありえない放送禁止用語連発に「えっ?今なんて言うた?」と巻き戻しして何度も同じシーンを見たものです
◆仁義なき戦いシリーズで私が一番よくマネするセリフ
「こりゃ馬のションベンか? ビールやったらもっと冷やいの持ってこいや!」
*友達の家でビールを出されると必ず言うようにしてるんですが、相手が仁義なき戦いを知らない場合とてもヘンな空気になるので出しどころを間違わないようにしてください
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もぐもぐメタル
ディレクター (大阪本社)
ディレクター
(大阪本社)
オーラを隠し切れない、スーパーアーティスト。他にも色々と隠せていないものもある模様。鍛え抜かれた魅惑のボディの持ち主でもある。 長かった髪をバッサリ、男前度上昇中。 普段はディレクター、しかしてその実態は、泣く子ももっと泣く世界的アーティスト。言いたいことをビシッと言ってくれる心強い仲間。 時々、打ち合わせ中に口から「ピョッ」という変な音が出る。
オーラを隠し切れない、スーパーアーティスト。他にも色々と隠せていないものもある模様。鍛え抜かれた魅惑のボディの持ち主でもある。 長かった髪をバッサリ、男前度上昇中。 普段はディレクター、しかしてその実態は、泣く子ももっと泣く世界的アーティスト。言いたいことをビシッと言ってくれる心強い仲間。 時々、打ち合わせ中に口から「ピョッ」という変な音が出る。
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