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NPOなら知っておきたい!IT企業の太っ腹な非営利団体支援プログラム3選

2017年12月26日 

IT Service

日々、社会課題の解決を目指し身を粉にして活動を行う非営利活動団体(NPO)、より効率的で効果的な活動を行うにはITサービスの活用が不可欠であることは営利企業と変わりません。

情報を発信するWEBサイト、広告の配信、メンバーや支援者とのコミュニケーションを促進するツール、文書や配布物製作のアプリケーション、寄付の管理に請求や経理の事務処理など必要なものは山ほどあるものの、それらを全て自前でそろえると活動もままならない程の膨大な費用が発生します。

そこでNPOのIT投資における経済的な負担を軽減し本来の社会貢献活動に注力できるようにするため、ITサービスを提供する各社より様々なNPO支援プログラムが提供されています。今回は、私が運営するNPOで実際に使っている中から特に重宝しているプログラムを3つご紹介させて頂きたいと思います。

NPO関係者様、これからNPOでの起業を考えている皆様にお役に立て頂けますと幸いです。

Google Ad Grants (AdWords リスティング広告)

WEB検索サービスだけでなく、今やあらゆるインターネットサービスを提供するテクノロジー企業となったGoogleが提供するNPO向けの支援プログラムAd Grantsは、広告配信サービスAdWordsで提供されるリスティング広告(検索連動型広告)が、上限で月間10,000USD(日本円で100万円以上)まで無料提供されます。

1日の上限は329USDでクリック単価(CPC)は2USDまで、対象はリスティング広告のみ、AdWords提携サイトに表示されるディスプレイネットワークや動画(Youtube)広告は対象外となります。

私のNPOではイベントや各種チャリティープログラムなどが多くあり都度集客や告知の為の宣伝が必要となります。また、協賛企業募集の為の宣伝にも活用しており、複数の広告を作成し毎月ほぼ上限を使い切らせて頂いている状況です。本当にとても有難いプログラムですのでぜひ多くのNPO様におススメしたいと思います。

Google Ad Grants

Google Ad Grants

AWS(アマゾン ウェブ サービス)クレジットプログラム

誰もが知る巨大インターネットショッピングサイトAmazonが提供するクラウドインフラのオンデマンドサービス、AWS(Amazon Web Services)では、WEBサイトを公開する際に必要となるサーバーやネットワークなどのITインフラ環境などAWSの提供するサービスを2,000USD(日本円で20万円以上)分使えるクレジットが提供されます。

使用するには、プログラムを提供するTechsoupへの手続料が175USD(日本円で2万円程度)が別途必要となります。利用の有効期間はクレジット開始から1年間、リージョンやプランに関わらず AWS オンデマンドクラウドサービスの使用料に適用できます。ただしリザーブドインスタンス (RI)、Mechanical Turk、Route53 でのドメイン購入、サポート立ち上げ料金は対象外となりますのでご注意ください。

こちらもWEBサイトやアプリを立ち上げる際には毎月数万円単位のサーバー、ネットワーク費用が発生しますのでとても有難いサービスです。私のNPOでは、WEBやアプリを活用したプロジェクトをこれまでも数多く実施している為、サーバーなど複数のサービスを活用しています。AWSのプログラムでは、外部サービスとのAPI接続などが多く発生するスマートフォンアプリ用の配信プラットフォームとして活用しています。

非営利組織向けAWSクレジットプログラム

非営利組織向けAWSクレジットプログラム

Slack のNPO支援プログラム(スタンダードプラン)

最後にご紹介するのは先日待望の日本語化が実現され、日本法人も設立して急成長中のビジネスコミュニケーションツールSlackです。SlackNPO支援プログラムでは、有料のスタンダードプランの無料アップグレードとして、月額8USD/年払い80USDを250名までで最大で月間1,667USDを提供しています。

また、251名を超える分も85%の割引で利用が可能、月12.5USDの上位プランも85%割引での提供となります。

Slackはプロジェクトのワークスペースを簡単に作成でき、チャットやビデオ通話コミュニケーション、ファイル共有が容易に出来ます。さらに、スケジュールを管理するGoogle Calendar、プロジェクトのタスク管理のRedmine、ファイルストレージのDrop Boxなどの外部アプリケーションとの連携も可能な為、ビジネスに必要なインターフェースをSlackへ一元化する事が出来るところが特徴です。同時平行で複数プロジェクトが動き、イベントだけでなく、WEBやスマートフォンアプリなどのシステム開発のも力を入れている私のNPOではとても有効なツールとなっていまます。

Slack の NPO 支援プログラム

Slack のNPO支援プログラム

今回ご紹介させて頂いた3つのサービスは、実際に私が利用しているプログラムの一部です。この他にもMicrosoftやSalesforceなどITサービス企業による沢山の支援プログラムがございます。支援プログラムの情報は、日本NPOセンターの運営するTechSoupにも集約されているのでここのチェックはマストです。

ソフトウェア寄贈プログラム TechSoup Japan

もしNPOの方で、これらのプログラムを導入したいという方や、導入はしているけど有効に活用できていないという方がいましたら、より効果を上げる為の仕組みやWEBサイト制作・アプリ開発なども合わせてご相談可能です。もし、お困りの事がございましたらまずは気軽にお問合せください!

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  • ダッシュ

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    プロデューサー (東京支社)

    プロデューサー

    (東京支社)

    歩いて、ウォーキングして、たまに走る。東京-京都間を11日かけて歩いた伝説を持つ健康男。IT業界も渡り歩き、現在もNPO法人の代表を努める。お酒をガソリンに次は東京-大阪間を目論む!?ヘルスケア関連に精通し、インフラ業界やフリーランス時代の豊富な経験を活かしたコンサル業務や新規事業立ち上げに尽力する。鬼の資料作りには定評がある。

    歩いて、ウォーキングして、たまに走る。東京-京都間を11日かけて歩いた伝説を持つ健康男。IT業界も渡り歩き、現在もNPO法人の代表を努める。お酒をガソリンに次は東京-大阪間を目論む!?ヘルスケア関連に精通し、インフラ業界やフリーランス時代の豊富な経験を活かしたコンサル業務や新規事業立ち上げに尽力する。鬼の資料作りには定評がある。

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